メニュー
各館では、年間行事やイベント、サークル、毎日のアクティ ビティ、地域交流、特別食など、ご入居者に「笑顔」になっていただくための様々な取り組みを行っています。
このコーナーでは、口から食べることの大切さを伝えるとともに、嚥下障がいの予防方法や、嚥下食の作り方などを紹介していきます。
食べる力の原動力となるのは、「食べたい気持ち」いわゆる「食欲」です。 「最近、◯◯の食事量が減ってきて心配です。嚥下機能が落ちてきたのでしょうか?」というご相談を受けます。その後ご家族のお話をじっくり伺うと、以前に比べて箸は進まないものの、むせたりするなど食べにくそうな様子もなく、ご本人の好物のうな重などは、「ペロっと平らげる」というのです。 |
食欲を高める要因としては、①味付け、②湿度、③香り、④盛り付けなど、五感で感じるもののほかに、⑤好みが大きな比重を占めます。 リハビリに出される食材には手を出さない方も、「奥様が作った煮物」や「◯◯のすき焼き弁当」なら食べる、ということも多く見受けられることから、食べる取り組みをするにあたり、その方の「好物」を知ることが重要なポイントとなります。 「食べる」という行為そのものが、食べる力をつけるための一番の練習です。もみの樹では、ご入居者の「食欲のツボ」をご家族と一緒に探し出し、皆様の「食べたい」という思いも実現に向けて取り組まさせていただいております。 |
冬場は肌と同様、口の中も乾燥しやすくなります。口や喉が乾燥することによって、口腔内へ侵入するさまざまな細菌やウイルスが活動しやすくなり、風邪等の体調不良の原因となるので注意が必要です。 マスクや加湿器の使用、嚥下体操や唾液腺マッサージ等で口腔機能を活性化させることで、乾燥を予防しましょう。 また、人と会話したり歌を歌うことも、口腔内の活性化につながります。 |
|
楽しくおしゃべり |
嚥唾液腺マッサージ | |||
唾液腺付近を軽くマッサージすることで、唾液腺が刺激され唾液の分泌につながります。また、水分不足も口腔内の乾燥の原因となるので、水分補給にも気をつけましょう。 | |||
①耳下腺(じかせん) もみあげの少し前あたり |
②顎下線(がっかせん) 横顎の下付近 |
③舌下腺(ぜっかせん) 顎の下の先端の内側 |