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もみの樹・杉並
生憎の曇天ではありますが、この時期にしてはいくらか涼しく、過ごしやすい日となったこの日
長年「お茶の先生」をしていたご入居者が、“ご自身の茶器を使い、着物を着て、皆様にお茶を点てて
召し上がっていただきたい”という夢を実現することができました。
この方は、この日のためにスタッフとともに散歩や自宅までの長距離歩行練習されたり
毎日トレーニングルームで自発的にリハビリされたり、努力されてきました。
着物の着付けから始まり、お抹茶を点てるのも全てご自身で行い、参加されたご入居者を
“おもてなし”されました。
茶道の美しい所作に、参加された皆様は見惚れていたようです。
「人数分のお抹茶を点てられるなんて、大変ではありませんでしたか?」とお聞きしたところ
「全然、大変ではなかったわ!今度あなたの分も点ててあげるわね」と素敵な笑顔でおっしゃいました。
これからもご入居者の夢の実現に向け、スタッフ一同取り組みを続けていきます。